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概要:このページでは、統計言語Rを用いた地図作成の方法に関する情報を蓄積します(ご使用は自己責任でお願いします).
親ページ:このページの親ページはRです。
目次 |
以下,plot関数を用いた地図作成の備忘録として記す(論文で地図を作成する必要があったため).
まずは,以下の手順で作図に必要なシェープファイルをダウンロードする.
setwd(/Users/HOME/Downloads/ne_10m_land) # 野田はMacを使用しておりますので,ダウンロードフォルダの直下にファイルを展開しています(Windowsユーザーは適宜変更して下さい).
次に,Rにシェープファイルの読み込ませる.
install.packages("maptools", dependencies=TRUE) # maptoolsパッケージのインストール library(maptools) # maptoolsパッケージの読み込み world <- readShapePoly("ne_10m_land.shp") # シェープファイルの読み込み(7つのファイルが揃っていないとエラーが出るので注意して下さい)
さらに,表示する地図の位置を特定する.
lonlim = c(120,150) # 経度を設定する(日本近辺は東経120〜150度) latlim = c(22,48) # 緯度を設定する(日本近辺は北緯22〜48度) plot(world, xlim=lonlim, ylim=latlim, axes=TRUE, xlab="Longitude", ylab="Latitude") # worldのうち,東経120〜150度,かつ北緯22〜48度の部分を表示する
地点を表示すると同時に地名を入力するための手順を以下に示す.
まずは,東京を入力してみる.
points(139.69167, 35.68944, pch=20) # 東京都の地点(ここでは都庁のある新宿区) segments(139.69167, 35.68944, 142.69167, 37.68944, lwd=1, col="black") # 適当な位置まで線を引く text(143.79167, 37.68944, labels="Tokyo", cex=0.75) # "Tokyo"と入力する
さらに,大阪を入力してみる.
points(135.52, 34.68639, pch=20) # 大阪府の地点(ここでは大阪市) segments(135.52, 34.68639, 136.52, 32.68639, lwd=1, col="black") # 適当な位置まで線を引く text(136.52, 32.18639, labels="Osaka", cex=0.75) # "Osaka"と入力する
以下のような地図が作成される.
(以下,適宜改訂していく)
Rの基本グラフィックス機能またはggplot2を使って地図を描くには
による解説が有用だと思われる.
本家RjpWikiのRmapを使った地図表示が非常に参考になる.