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このページでは、統計学や確率論についての面白い話を集めます。

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ウィル・ロジャーズ現象とシンプソンの逆説

名前の由来は、アメリカのコメディアンのウィル・ロジャーズが言った「大恐慌のとき、オクラホマ州の住民がカリフォルニアに移動して、平均知能はどちらの州も上がった」というジョークのようである。全体でも見ると、もちろん平均知能は上がっていないが、二つの州を別々に見ると平均知能が上がっている。

これが統計学用語に置き換えて考えると、「サンプル全体では変化していないが、サブサンプルに分割してみると、全てのサブサンプルで同じ変化がおきている」ということが起こりうる、という点が面白い。

『確率と統計のパラドックス―生と死のサイコロ 』[pp.34]

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Last-modified: 2013-10-27 (日) 18:10:24